小児口腔外科

小児の口腔外科について

 口腔外科は、外傷のように、突発的な出来事が原因で、すぐに処置を必要とする場合もありますし、一方、埋伏過剰歯(まいふくかじょうし)のように、経過観察しながら、タイミング良く処置を開始することもあります。いずれの場合も予後の長期的な観察が大切になります。いくつか代表的なケースを挙げますが、もちろん、他にもたくさんあります。何か気になることがございましたら、当院へご来院ください。 

外傷

 外傷において大切なことは、速やかに、歯科医院に連絡し、受診することです。もう一つ大切なことは、治療後、長期間にわたる観察が必要ということです。しばらくすると歯の変色が生じてくることや、数年後に歯根が溶け始めることもあります。また、乳歯が傷を受けた場合、その後ろに存在している永久歯に悪影響を及ぼす場合がもあります。もちろん、すべてに対してそうなるというわけではないのですが、良好でなくなってきた場合に、早めに次の対応を行うことが大切です。

歯が飛び出たけど・・・歯が折れたけど・・・どうしたらいい?

 歯が完全に外に飛び出ている場合は、その歯を必ず持参してください。
その歯を植え戻すことが可能な場合があります。ただし、条件が厳しく、時間と保存状態が大きく関係します。歯を植えるまでの時間はできるだけ早いのが望ましいです。2時間以上経過していると、定着率がかなり落ちるというデータもあります。また、歯の専用保存液か新鮮な牛乳に入れて持参いただけることが理想的です。水道水での保存はやめてください。細胞が死んでいきます。泥がついていても、水道水で洗わないで持参してください。条件を満たしていなくても、歯は必ず持ってきてください。

 歯が半分出ている場合は、そのまま来院してください。歯を取り出すことなく、できるだけ速やかに来院してください。

 歯が欠けた場合は、もし見当たればその破片を持参してください。使用できる場合があります(使用しない場合もあります)。歯が欠けた場合も、折れた場合も、そのまま放置せず、速やかに歯科医院に連絡し、来院してください。どういう折れ方をしているかによって、処置内容も予後も大きく異なります。

過剰歯、埋伏過剰歯

 過剰歯

正常に存在しているのではなく、過剰に存在する歯を過剰歯と呼び、それが骨の中に埋まった状態の歯を埋伏過剰歯と呼びます。手術をして、取り除いた方が良い場合もありますが、邪魔していない場合はそのまま観察することもあります。埋伏過剰歯は生えてくることもあるので、その後に抜歯することもあります。上顎の真ん中の歯が離れすぎている場合には、骨の中に埋伏過剰歯が存在している場合もあります。

舌小帯(ぜつしょうたい)付着異常

 舌小帯付着異常

舌小帯の付いている位置が悪く、舌の運動が妨げられている状態です。舌小帯付着異常があると、舌が上顎に当たらないため、上顎の発達が悪くなり、歯並びに悪影響を及ぼします。また、舌が下に位置したまま、前へ出そうとすることになるため、上下の歯のかみ合わせが反対になることもあります。発音やしゃべり方にも影響します。舌小帯を切ることで、舌の動きが良くなります。舌小帯を切る前はハート型ですが、処置後は正常型になっています。

上唇小帯付着異常

 上顎の前歯付近にある小帯(すじ)です。これは年齢とともに細くなるのですが、場合によっては、永久歯の前歯が出て着た後も太いままのことがあります。太くても邪魔をしていない場合もあるので、必ず処置が必要になるということはないのですが、歯磨きがしにくく、歯に歯垢が溜まりやすい場合は処置を必要とします。

粘液嚢胞(ねんえきのうほう)

粘液嚢胞

 口腔粘膜や下唇に見られることが多いです。咬んでしまったなど、何らかが原因で、唾液腺が傷つき、水ぶくれのような状態が存在します。手術が必要です。

上皮真珠(じょうひしんじゅ)

上皮真珠

 赤ちゃんの頃、歯肉に白色の光沢をもった数ミリの膨らみとして見られます。数多く連なって発生する事もあります。自覚症状はありません。特に処置は必要とせず、時間が経つと自然になくなります。

小児歯科・小児矯正・小児の外傷・一般歯科 ピノキオ歯科医院 Pinocchio Dental Clinic お気軽にお電話ください 082-271-1203 9:30~12:00 14:00~18:30 休診日:水曜、日曜、祝日
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